朝のお説教−ワンポイントレッスン その1−テニス編

2006年1月6日(金曜日)
テーマ:コミュニケーション
おはようございます。

久しぶりに「朝のお説教」です。
今までの 「朝のお説教」と 重複する部分も ありますが
各界の 有名な方たちを お招きして
コミュニケーションの 上達に 役立ててください。

今日は、絶妙に 息のあった 男子ダブルスのトッププロの
相輪 無限(あいわむげん)さんと 相輪 力(あいわちから)さんの 
お二人に お越し いただきました。
テニスを通じて コミュニケーションとは どうあるべきかを 
お話し いただこうと 思っております。
それでは よろしく お願いいたします。

無限、力:おはようございます。今日は よろしく お願い いたします。

無限:ご存知の方も 多いと 思いますが、私たちは 双子です。
   でも、双子だから 良かったとか いうことを お話するのでは ありません。
   コミュニケーションというのは 「テニスに 似ている」というのが
今日の お話のポイントです。
コミュニケーションを するというのは「心を 通じ合わせるゲームをする」
ことなのだと 思っています。

力 :どういうことか というと 「相手の事が 分かるようになる」というのが
   コミュニケーションの目的です。それは テニスで言えば
   「相手の プレイスタイルが 分かる」ということです。

無限:あまり 親しくない人は、当然 どういう人か 分かりません。
   テニスで言えば、力量も プレイスタイルも 分かりません。
   それで ゲームをする事で 様子を うかがうのです。
   テニスも 一応ルールがあります。
   ゲームですから とりにくい所に 打って
   ポイントを取りますが、やってはいけない ルールがあります。
   我々プロと違って 通常は 楽しくゲームを するものだと思います。
   プロも 試合以外では 結構 仲が良いのです。

力 :初めての人と ゲームを する時は まずは 様子見です。
   いきなり とりにくい所に ビシバシ 打つ訳では ありません。
   力量や プレイスタイルを 確かめたいのですが
   「楽しくやる」のが基本です。
   プロではないのですから 勝つことが 重要なのでは ないのです。
   「楽しくやる」事が 大切です。

無限:ゲームを やっていて だんだん 力量が 分かってきたら
   ちよっとずつ 意地悪の度合いを 増していきます。
   取りにくい所を 狙ったり フェイントを かけたり
   いろんなことをします。

力 :もちろんそれを 「楽しくやる」のです。
   逆サイドを つかれたからと 言って 怒っている人は ダメです。
   こういう人とは 親しくなれません。
   いつまでたっても プレイスタイルが 分からないからです。
   弱いところを 見せたくないのです。

無限:最近 厳しいところに 打たれたりすると すぐに 嫌になる人が 
   増えて きているように 思います。
   こういう人とは ゲームが 盛り上がらないし
   相手のプレイスタイルも 分からない ままです。
   楽しくゲームが 出来る人と 遊びましょう。
   最近、マリンスポーツ、ウインタースポーツや 
   その他のアウトドアスポーツなどで 勝敗が 付かない スポーツが 
   流行ってきている印象があります。
   スポーツでは無いのですが マージャンなんかも
   楽しむ人が 少なくなって いるように 思います。
   これは、ちょっと 怖い事かなとも 思います。

無限、力:皆さんも 楽しく ゲームを してください。
   ゲームをする相手に対して 好意を持って いるのは大事です。
   でも、意地悪を するのが 基本です。

   これで 今日の話を 終わらせて いただきます。

ありがとうございました。テニスの 天才双子プレーヤの
相輪 無限(あいわむげん)さんと 相輪 力(あいわちから)さんのお二人でした。
次回も お二人に お越し いただく 予定にしています。

      

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