朝のお説教 第6回

2003年4月某日
テーマ: 生き方について その3
本日も引き続きスポーツ医学の
大地 駆(だいちかける)先生にお願いいたします。
テーマは「生き方についてーその3」です。
では先生お願いいたします。
    大地です。おはようございます。
    本日は、一流選手になるためのトレーニングの仕方について
    お話したいと思います。
    筋力アップをはかろうとして、
    非常に無理をしている人を良く見かけます。
    実はマイナスです。
    筋肉がやせてきてしまいます。
    過剰に負担をかけ、鍛えていると
    それに負けない体が出来上がると思いがちですが、
    大きな間違いです。
    「百害あって一利なし」です。
    ではどのようにするかというと
    現在では、3日サイクルで考えます。
    1日目は、50%程度のトレーニング。時間は2〜3時間。
    2日目は、100%に近いトレーニング。時間は2〜3時間。
    3日目は、完全休養。
    これを繰り返します。
    これで、めきめきと効果があがります。
    お分かりいただきたいのは、
    半分以上休みだということです。
    体を動かしている時間は、いくらもないのです。
    休んでいる間に、体は作られます。
    実は運動をすると、すこし筋肉細胞に傷がつくのです。
    休息を取ると、
    以前よりその場所を強くするように、修復がなされるわけです。
    ですので、休息を取らなければ、
    運動は、自分を傷つけているだけとなります。
    十分休みましょう。 
    以上です。

ありがとうございました。明日もまた大地先生にお願いしてあります。
引き続き「生き方について」です。

今までの講演でもけっこうですが、何かご質問はありませんか?
それぞれ講師の先生方に、お答えいただくようにしたいと思います。

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