朝のお説教 第11回

2003年4月17日(木曜日)
テーマ: コミュニケーション-応用編 その3
朝のお説教-第11回 (4月17日 8時27分)

おはようございます。
今日の講師は、プロテニスプレーヤーの 井伊 寛治(いいかんじ)さんです。
「コミュニケーション-応用編その3」を、お話いただくように、お願いしています。
では、井伊さん よろしくお願いいたします。
     おはようございます。
     プロといっても、もう年なので、トーナメント参加は 止めて
     レッスンプロとして、テニスを 教えています。
     最近わかってきたことは、下手だけど うまい人って いるもんだ ということです。
     シングルスではなくって、ダブルスでの話ですが、
     技術・運動性能 そんなものではなくって、
     うまくやれる方法が あるということです。
     今賀 はな(いまがはな)さん という 72歳の 小さなおばあちゃんが いらっしゃるのですが、
     この方 55歳から テニスをはじめているので、走り回ったりする気は 全く無い人です。
     でも、いっしょに ダブルスを組むと やりやすいのです。
     あまり動き回ったりせずに、いつもネットに張り付いてます。
     手の届きそうな ところだけ、ボレーを されるだけです。
     動くのも 歩くぐらいの スピードです。
     でも、やりやすいのです。
     それは、何をしようと しているのか、何をするだろうか
     すごく判りやすいからです。
     出来ないことは しようとしないし、出来ることは 確実にこなしますし、
     動きが読めるのです。
     そうすると こちらは何をしたらいいか、どう動けばいいか
     非常に 判りやすいのです。
     なんにも むずかしいことは しなくっても、上手に やれるものなんです。 
     逆に、あれこれやろうとする人は、読みにくくて
     やりにくいですね。
     バタバタしないのが一番ですね。

ありがとうございました。井伊 寛治(いいかんじ)さんでした。
明日は、ヤマンバ保育園の 二人の保育士の先生を お招きする予定です。
お名前は、屋釜 志唯(やかましい)先生と
     宇留佐 依和(うるさいわ)先生です。
お楽しみに!! 

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