朝のお説教 第22回

2003年5月18日(日曜日)
テーマ:
おはようございます。
朝のお説教です。
久しぶりで 忘れそうです。

今日は、今賀 万大(いま がまんだい)さんと 今賀はな(いまがはな)さんの お孫さんの
今賀 一番(いまがいちばん)くんの 登場です。
たしか 今20歳。
京都の 大学の 工学部に 通っていて、一人暮らし。
一月生まれだから 3年生。
故 今賀 万大(いま がまんだい)さんの 発見した
「脅威のVX菌」の おかげで、一番くん 不自由の 無い 生活が できています。
でも、今賀家の 人たちは 質素な 生活が 好きで、
一番くんも 1DKのアパート 暮らしです。
一番くん どんな 人かと いうと、ちょっと おっとり型。
結構 気は 長くて、マイペース。
興味を 持ったことが あると、地道に いろいろ 調べます。
だから 知識も 豊富で、受験勉強も あくせく しないで 合格して います。
なんでも 感心して「いいなぁ、やっぱり これが 一番だなぁ。」が、口癖です。

今 何を してるかと いうと、変なこと してます。
深さ10センチ、たて30センチ×よこ40センチ ぐらいの トレーに
水を 流して しばらく ゆすっては、水を 捨ててます。
もう かれこれ 1時間には なるかも。
これ やりだして、実は 2年近く 経ってます。
トレーの中には、砂が 入ってます。
天橋立から 採ってきたもの。
理由は 簡単。
景色に 感動したのと、泣き砂(なきずな)に したかったから。
天橋立の ある 丹後半島の 反対側に、琴引浜 という ところが あります。
ここの砂は、歩くと「キュッ、キュッ」と 音が します。
一番くん それに 感動して しまったのです。
それから 一番くん、もちろん 調べました。
昔は、「泣き砂」と いわれる 浜が たくさん あったこと。
砂が きれいだと 「泣く」こと。
だんだん「泣く」砂浜が 無くなって きたこと。
だから 「泣き砂」を つくろうと 一番くん 考えました。
それで 天橋立の 砂浜から、砂を採ってきて 
今 洗ってるのです。
「泣く」 ように なったら、天橋立の 浜に 返します。
これを 繰り返そうと しています。

「あんな きれいな浜が、ずっ〜と 歩いてて 泣いてたら。
すごい だろうなぁ。」

今までに、浜に 砂を 戻したのは、1回。
きれいに するのに、すごく時間が かかるのです。
でも、一番くんの 頭の 中には 素敵な 光景しか 浮かんで ません。
「やっぱり 素敵な 景色には きれいな 砂浜が 一番。」
「おまけに 泣く なんて、すごい!すごすぎ!!!」

だから、今日も 洗ってる のです。
あたり一面の 泣き砂を 目指して。
一番くん すごく うれしそう。
ちょっと 変わってるけど。

一番くんの お話は ここまで です。
次回は、まだ考えてません。ゴメンナサイ。

今賀家の ほかの家族を 紹介して おきます。
一番くんの 3才下に 今賀 駿(いまがしゅん)くんが います。
7月生まれだから 学年は 4つ下です。
さらに 3歳下に 今賀 菖蒲(いまがしょうぶ)ちゃんが います。
5月生まれ です。
そのうち 登場するかも。
お楽しみに!!

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